婚期が気になるウェディングプランナー




「ウェディングプランナーって、
やっぱり婚期が遅くなっちゃうんでしょうか?」



こんな質問をたまに受けます。



正直、現役時代はこんな質問を受けるのはしょっちゅうでした。




時々、お客様からも


「○○さんは、ご結婚されていらっしゃるんですか?」


なんて多くの女性プランナーが聞かれていたけど、

私を含めたほとんどのスタッフが、


「いいえ、この業界にいると何故か縁遠くなってしまって・・・」


なんて苦笑しながら答えていたはず(^_^;)




プライベートでも友人たちからは、


「一番最初に結婚すると思ってたのにぃ・・・なぜ?」


と言われるありさまです(T_T)




でも正直、


ウェディング業界にいる間は
どうしても自分のことは二の次になってしまうため、


『結婚』というモノに縁遠くなってしまうのは事実かもしれません。




以前、このブログでもお伝えしたように、

多くのプランナーはプライベートな時間はほとんどなく
休日でもお客様から連絡があれば出勤することになるし、

時間がある時は彼や後輩を引き連れて同業他社の視察もします。



女性でも容赦なく、
シンデレラコースで毎晩遅くまで残業もせざる得ない状況でした(>_<)



でも、

みんなこの仕事が嫌いじゃないから

ある意味自分のプライベートを犠牲にしても?!
この仕事を続けているんだと思います。





そんなプランナーの中でも
業界人(女性)のタイプは二手に分かれます。


一方は、

いつも小綺麗に、服装も美容も手を抜かず流行に敏感で姉御肌のキャリア系プランナー。



もう一方は、

忙しさに怠けお肌はボロボロ。

ヘアスタイルも一年中変化なく、
比較的地味だけど性格も穏やかでコツコツと仕事をこなす、堅実派プランナー。




双方、お客様の前では常に笑顔を絶やさず
必死に日々のストレスと戦っている戦士であるのは間違いありません。



時にはプレッシャーのあまり出社拒否病にかかってしまったり、

態度の悪い嫌味なタイプのお客様に絡まれ毎日頭を悩ませ
ストレスや寝不足のため身体を壊してしまったり・・・。




プランナーの多くは女性ですが、
いくら女性と言ってもかなり身体を張って仕事をしているのは
紛れもない事実です。



でも、彼女たちにも幸せな結婚が待っているはず(*^o^)乂(^-^*)







ちょっと話を戻して・・・



結婚が遅くなる理由として、こんなお話があります。




ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが

昔からこの業界内の言い伝えとして、


「ウェディングドレスを着るたびに、婚期が遅くなる」


という説があります(ノ_-。)




このお話、結構有名ですよね(笑)?




一見、プランナーは関係ないのでは!?と思ってしまいますが、

実は私たちは入社前の研修時から
日々たくさんのウェディングドレスに袖を通してきているのです。



当時を振り返れば初めて手に取るウェディングドレスに大興奮し、

これも良い、あれも良いと言いながら
お互いに何着も着せ合いっこをした記憶があります。




既にその時点で
数え切れないほどのドレスに袖を通しているわけで、

それ以降、何かイベントがある度に、

新着ドレスの発表やらカタログ撮影のリハなど
私たちはドレスを交替で着るハメになってしまいました。




となると、


私たちは年間何十着ものドレスを身にまとうことになるわけで、
その都度スタッフのみんなは、こう呟いていました。


「あぁ・・・また婚期が延びるぅー」


ってね。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




現にウェディング業界の女性スタッフを見渡すと、
他の会社も含めて婚期が遅そうな人たちばかり(苦笑)



もちろん、見た目はキレイどころが多い?!のになぜ・・・



でも、これがプランナーの現実。






面白い話ですが、

実際にプランナーを辞めたスタッフが退職後、

すぐに良いご縁と巡り会い
そのまま結婚に繋がるケースが非常に多いのもホントの話!



この業界―

異性との出会いと言っても簡単ではありません。



業界内もホントに狭いわけだし、
何故か男性プランナーは婚期が早い!っていうのも不思議なお話(^o^;)


まさか、当然の如く、
ご新郎様には手を出せないので(笑)♪





ちなみに、プライベートなお話ですが、

現役プランナー時代からお付き合いしていた男性と
今年結婚することになりましたv(^-^)v

またこのブログ上でも改めてご報告したいと思います。



「35歳からの出産」を選ぶあなたに―自分で決める出産適齢期/吉水 ゆかり