ブライズメイド&ベストマン




先日、L.A在住の友人が結婚しました。

今月初旬に教会で結婚式を行い、
ちょうど昨日その幸せそうな二人の写真が届きました。


そこで今日は、その写真に写っていた欧米では一般的な
「ブライズメイド」「ベストマン」についてお話してみたいと思います('-^*)/



最近日本でも浸透しつつあるのでご存知の方も多いかと思いますが、
まだ知らない方のために・・・

そもそも、「ブライズメイド」って何?って話から。



由来は英国の結婚披露宴から。

歴史は古く、中世の頃に当時ローティーンで結婚するカップルを悪霊や汚れから守るために、
カップルと同年代の若者に同じ様な服装で付き添わせたことがその由来とされています。

特に伝統と格式を重んじる英国の結婚式では今も大切にされています。



日本と違って仲人をたてない英国では、
ブライズメイド(Bridesmaid )ベストマン&アッシャー(Bestman&Usher )が重要な存在です。


ブライズメイドは、みんな揃って同じドレスを着用します。
大抵の場合は、予め新郎新婦がすべて準備をしておいてくれるので
当日、用意されたドレスに袖を通すだけという感じ。


そして、

ブライズメイドの役割としては、
花嫁入場時ヴェールの裾を持ったり、
新婦の身の回りのお世話をするのが一般的。

移動などのお手伝いをしながら受付や挙式の進行をサポートし、
結婚式の立会人として、
またパーティ会場を華麗に彩る花として、
ウェディングを盛り上げるための大切な存在なのです。


大人のブライズメイドは学生時代の友人や姉妹が行い、
子供の場合はよく耳にする「フラワーガール」と呼ばれ、

姪っ子や友人の子供などが行うのが一般的で、
その名のとおり花びらを撒く役目。

メイド(Maid )とは未婚の女性の意味なので
既婚の女性がこの役割を務めるときはメイトロンオブオナー(Matron of Honour )と呼ばれています。



欧米ではブライズメイドの数は1人から12人までとされ、
人数もお式によって様々ですが、
大人が人2~7人、加えて子供が数人程度。

通常は2~3人が一般的なようです。


次に、新郎の横でお世話をするのが「ベストマン」


披露宴ではスピーチも行ないますが、
ベストマンの補佐的役割のアッシャーは会場の案内係など担当で通常数人。

男性側もやはり親友や兄弟が務めます。
但し、フラワーガールの男の子版は「ページボーイ」と呼ばれています。


欧米ではごくごく当たり前の存在とされる
「ブライズメイド」「ベストマン」ですが、

最近欧米化しつつある日本の結婚式でも増えているようです。



まぁ、実際にも花嫁の心強い存在として「ブライズメイド」が自分の傍に居てくれるってことは、
それだけで緊張もほぐれ安心してお式に臨めるのかもしれませんね(´∀`)